「お世話になりました。」
「お世話しました。」
と、とある深夜帯の看護師さんがそう仰って、わたしは笑った。
そうしたら「あなたは泣いた顔より笑った顔のほうがいいよ。」と。何だか嬉しかった。
そして次回の診察までのお薬や刃物が返却され、キャリーケースにバッグ2つを抱えて、ひとり暮らしの自宅へ。
帰る前に、ナースステーションの入り口で、今日の日勤の看護師さん全員が立ってご挨拶してくれて、わたしは泣きながら「がんばります。」と言ったらば「じゅうぶんがんばってるよ。生きて通院してくれれば、それだけでいいんだよ。」と。もっと泣けました。
というわけで本日、退院致しました。
当初、2週間の入院予定ではあったが、デパスの離脱で長い期間うつ状態であったり、あれやこれやといろいろあり、気がついたら3ヶ月も入院していたよ。長いはずがあっという間でね。土日以外必ず病室まで来てくださって、わたしの心を読み取って様々なことを褒めて下さったり、アドバイス下さった主治医さん。24時間いつでもナースステーションに行けば看護師さんが居て下さるという安心感のある護られた白い空間。こんな暖かな病院を出るのは正直こわかった。看護師さんや入院なかまの言葉など、心の中で生き続ける。
主治医さんの診察と、支援センターと、訪問看護。このみっつで、またいろいろなことを知ったりしながら、わたしは生きていくよ。
そして依存物質のデパスにあまり興味も薄れてきて、なんとか大丈夫そう。クリーンな時期をのばして、お家にあるデパスはちゃんと反省しながら主治医さんにお返し致します。
それからね、看護師さんが書いて下さった二枚の書き初めや、病室のドアに自分で書いたり看護師さん達が書き足して下さったおまじないの紙も持って帰ってきて、お気に入りの”頼る”をお部屋にも貼りました。これで、思い出せるし、忘れない。右側は、朝夕寝る前と頓服のお薬管理のポケット付きの壁掛け。あとはマイメロちゃんテーブルとアロマディフューザーと諸々。整理整頓したので、なんかうきうき。
さて、いつかはまた病棟にヘルプを出すかもしれませんが、あまりないように、そして両親に金銭面でも迷惑かけたくないので、下界でも、無理をせずまったりゆっくり自分のペースで歩んでゆきます。